ナラティヴ・カフェ Narrative Cafe

Diabetes Cafe:糖尿病診療におけるナラティヴ・アプローチ

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患者中心であるとは どういうことか No1

1月 29th, 2017 · No Comments · 患者中心主義

実は「糖尿病医療における患者中心医療の重要性」というテーマのWeb Conferenceを担当することになりました。そこで、少しずつ自身の考えを整理してみようと考えました。続くかどうかも分かりませんが書いてみます。ここでは主に食事療法(食事指導)を念頭に置いています。

【連載1回目】Patient-Centeredという曖昧な言葉を定義づけることの大切さ
どうやってPatient-Centeredという曖昧な言葉を定義づけたら良いのでしょうか?
皆さんはPatient-Centeredという言葉で何を思い浮かべますか?
患者の【希望】を中心に考える?
患者の言いなりになるのがPatient-Centeredであると考える人はいないだろうと思います。
医療者が、自分が信じる【患者にとって最良の選択】を提案し、可能な限り 患者の希望に添うように交渉する(ネゴシエーション、negotiation)という言い方が近いのではないだろうか?

このnegotiationのプロセスを省いて、患者に対して、自分が考える医学的ベストな選択を求める医師が大多数であるという現実を考えたらnegotiationをすることだけでも、素晴らしいことではあると思います。

しかし、Patient-Centeredをめざす者同士の意見対立は悲しい。
Patient-Centered Medicineを掲げる医療者のひとりとして思うこと・・・、
それは、すべての医療者が、より多くの患者さん(100%とまではいかなくても大多数の患者さん)と糖尿病療養行動や治療について、楽しい対話ができるようになって欲しいということです。

楽しい対話が生まれることがPatient-Centered Careの実現にとって必要不可欠なことだと思うからです。
そのために重要なのが、どのようにPatient-Centeredを定義づけたら良いのか?という問題です。
そこで、この点について考えを巡らせてみたいと思います。
続くかどうか分かりませんが、僕自身の思考を拡げる意味でも、Patient-Centeredについてご意見のある方はコメントを下さい。コメントの数だけ、思考の空間が拡がると思うからです。

Feelings and Expressions

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