ナラティヴ・カフェ Narrative Cafe

Diabetes Cafe:糖尿病診療におけるナラティヴ・アプローチ

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2項対立からハイブリッド栄養療法の時代へ

3月 18th, 2015 · No Comments · 糖尿病食事療法

我が国の糖尿病栄養療法はまだまだ「2項対立」の様相を呈しています。それを反映してか、医療現場も、相変わらず「エネルギー制限食」中心で、それに反対する一部の専門家は「糖質制限食」を推しているようにみえます。しかし、食の文化的な価値や患者の遵守率、QOLなどを考えると、ひとり一人の患者に応じて、Bio>Psycho>Socialとなったり、Social>Bio>Psychoとなったり、Psycho>Social>Bioとなったり、優先順位をテーラーメイド化することが有効だと思います。

そこで、今春は、このタイトルでプレゼンテーションを構築したいと思っています。仮想現実を対象とするEBMとは異なり、リアルワールドの糖尿病に対してテーラーメイド化を考えると、医療モデルは大変複雑になり、明確なステートメントを提示することは難しくなりますが、症例提示をして、参加者とディスカッションすることで、そのニュアンスを伝えていきたいと思います。

ひとつだけ、分かりやすい例を挙げるなら、痩せ形のインスリン分泌低下型の2型糖尿病患者に対して、病態(Biological Model)を優先するなら、『基礎カーボカウント』が推奨されますが、その患者が高炭水化物食を希望する場合、薬物療法で、高糖質食に合った薬物療法に最適化することが必要になります。このようにBio-Psycho-Social Modelに基づく栄養療法は薬物療法とセットで考えることが必要になります。

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