クスリ君たちが主役の演劇を企画中です。
毎回、登場する患者さんに合わせて、クスリ君たちが力を合わせて、患者さんを励まし、相談に乗りながら、治療法を提案していく筋書きにしたいと思っています。
医療者は常識や医学的なロジックに囚われた指導をしますが、クスリ君たちは患者さんの気持ちに寄り添いながら提案をしていきます。そんな演劇を糖尿病教室に取り入れたいと思っています。
目的は
①患者さんに糖尿病治療や糖尿病薬のことをより深く理解してもらうこと。
②クスリ君を演じることで、医療スタッフに患者中心の療養指導を学んでもらう。
③糖尿病治療、糖尿病薬を患者さんたちに理解しやすい「ローカルな言語」で説明するトレーニング
第1回はA1c12%、BMI 35のトラック運転手を相手に「経口薬グループ」と「注射療法グループ」に分かれて、それぞれが治療上の提案をする予定です。
最終的に、どちらの治療が良いのか!?選ぶのは、患者役のスタッフです。クスリ君たちに患者の心を動かすような提案を競い合ってもらいます。
昨夜、みんなで「経口薬グループ」の台詞づくりの作業をしましたが、とても楽しい時間でした。
この劇で、はじめて監督と演出家を経験する予定です。
来年3月の院内のDM教室での上演に向けて、じっくりと準備をしていきたいと思います。
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